掲載記事(記念碑建立)

天皇陛下の歌碑建立の記事(2015年6月2日 新潟日報)
天皇陛下の歌碑建立の記事(2015年6月2日 新潟日報)

本県で昨年6月に開かれた全国植樹祭に寄せて天皇陛下が詠まれた歌を刻んだ歌碑が、植樹会場の川口きずな館前広場(長岡市)に建立され、植樹祭から1年となった1日、現地で除幕式が行われた。同市川口地域の住民は、植樹祭があった6月第1日曜を「森を愛する日」として、緑化活動に取り組む日とすることを決めた。

天皇陛下が詠まれた歌は「十年(ととせ)前 地震(なゐ)襲ひたる 地を訪ね ぶなの苗植(う)う 人らと共に」。歌碑は県が建立。泉田裕彦知事が文字をしたため、阿賀野市産の御影石(高さ1.8m、幅2.3m)に彫り込んだ。

除幕式には約130人が出席した。泉田知事はあいさつで「森の力を未来へというテーマで開催された植樹祭を風化させてはいけない」と話し、陛下の歌とともに「次の世代に伝えたい」と述べた。知事らは天皇、皇后両陛下が植えたブナやユキツバキなどに肥料をやるなどした。

川口小の児童でつくる川口緑の少年団は歌碑の前に整列し、「森を愛する日」の制定を宣言。「豊かな自然と景観を未来へ継承していく」と声を合わせた。


「雪椿発見の地」記念碑建立の記事の切り抜き写真
「雪椿発見の地」記念碑建立の記事(2007年11月5日新潟日報)

2007年(平成19年)11月8日、新潟県阿賀野町にある「麒麟山温泉いこいの森公園」内では「県の木」でもあり「町の花」でもある「雪椿」が発見されたことを記す記念碑が、学術的経緯を後世へ残そうと筑波大学同窓会「新潟駒場会」によって依頼され、ストーン・プラスの施工により建立されました。
現地は石灰岩質の赤錆びた色相を示す崩落大岸壁が背景に、この自然に調和するようにと霜降り赤茶石が選ばれ、4mもある赤茶石を県内ではストーン・プラスでしか切断できないカット設備・加工技術により、切断を行い主石、副石として使用。立石は少し前のめりに据えつけられ、地中に大きく張っているいる岩が地上に顔出したかのように据え付けられました。銘板には黒石を埋め込み、外周は秋田石により構成。
工事は5月に始まり約6ヶ月で完了し、地域発展の記録を残すお手伝いをすることができました。